目次
はじめに
あの岩どのアセットだっけとか、登録アセットが増えすぎて見つけるのに時間がかかるので、概要と登録名をリストしてみました。アセットストアの全てではありません。
Unity 2018.4.20fへのインポートが可能で、VRChatのワールドへのアップロードが出来ることが確認できた、無料の岩のアセットさんです。
Crunch圧縮とか知らん時のメモだからもう一回検証しなくては駄目…かも
HQ Rock Pack
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/hq-rocks-pack-66895
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8種類のモデルと3種類のマテリアルの組合せで、24種類の大きな岩のアセット。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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コライダーは未設定で、LODには対応していません。
8種類の岩をアップロードすると約40MB、テクスチャを1Kに落とすと20MB以下に抑えられます。
このアセットの岩は、UV展開とノーマルマップの合わせ技で、アルベドのテクスチャは汎用なものが使われています。
なので、Texture Havenなどから出来るだけシームレスなテクスチャを持ってこれば、色々なパターンが増やせます。
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HQ Rock Pack Free
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/hq-rock-pack-free-83388
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先のアセットと名前が似ていますが無関係です。
有料アセットのサンプルらしく、3種類の岩があります。
アバターと同等くらいの大きさです。
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コライダーは設定済みです。
3種類の岩をアップロードすると約20MB、テクスチャを1Kに落とすと約6MBに抑えられます。
Free Boulder Pack
https://assetstore.unity.com/packages/3d/environments/landscapes/free-boulder-pack-68611
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4種類のモデルと3種類のマテリアルの組合せで12種類の玉石のアセット。
2Kと4Kのテクスチャがあり、それぞれに対応させたプレハブが用意されています。
アバターと同等くらいのサイズです。
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コライダーは未設定です。
4種類の石をアップロードすると約8MB、テクスチャを1Kに落とすと約4MBに抑えられます。
Rocks HD Pack
https://assetstore.unity.com/packages/3d/environments/landscapes/rocks-hd-pack-81901
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4種類の岩のアセット。
アバターと同じサイズから、もっと大きなサイズまであります。
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コライダーは設定済みです。
4種類の岩をアップロードすると約15MB、テクスチャを1Kに落とすと約5MBに抑えられます。
Free Rocks
https://assetstore.unity.com/packages/3d/environments/landscapes/free-rocks-19288
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5種類の変わった形の岩のアセット。
demoに関連するファイルが大きすぎるので、普段利用する際はメインの4つだけにした方がインポートが速いです。
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アバターと比較すると以下のような大きさです。
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コライダーは設定済みです。
一番大きな左の岩は後ろ半分ありません。なので別の背景にぶっさしモデリングになります。
5種類の岩をアップロードすると約25MB、テクスチャを2Kに落とすと約8MBに抑えられます。
テクスチャを1Kまで落とすと、見て残念な感じになるので2Kが限度です。
Rocks FREE pack
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/rocks-free-pack-98219
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6種類の巨大な岩のアセット。LODに対応しています。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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6種類の岩をアップロードすると約12MBになります。案外サイズは小さいので、LODのことを考えるとテクスチャの解像度は落とさない方が良さそうです。
Yughues Free Rocks
https://assetstore.unity.com/packages/3d/environments/yughues-free-rocks-13568
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7種類の巨大な岩のアセット。
一つで岩壁が作れそうなほど、大きいです。
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7種類の岩をアップロードすると約46MB、テクスチャの1Kに落とすと約13MBに抑えられます。
大きいので近づくと粗さが目立ってしまうため、さわれる距離で使うなら解像度を落とさない方が良いです。
Photoscanned MoutainsRocks PBR
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9種類の岩のアセット。
岩だけじゃなく少し地表が付いてくるのが他と違うところ。最初から馴染んでいるので、この地表の雰囲気を利用する場合は良さそうです。地表と異なる風景にする場合は少し地面に埋めてしまえば行けるかな。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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高さよりも広さがあります。コライダーは設定済みで、LODに対応しています(2つ未対応)。
9種類の岩をアップロードすると約105MB、テクスチャを2Kに落とすと約31MBに抑えられます。1Kまで落とすと、粗すぎるけど約11MBまで抑えられます。遠景に混ぜる場合は荒くしても良いかも。
テクスチャは3つあり、プレハブの番号から利用しているグループが分かるので、上手く利用するテクスチャの数を減らせばワールドの容量を調節できそう。
Scanned Rocks with Moss and Snow
https://assetstore.unity.com/packages/3d/environments/scanned-rocks-with-moss-and-snow-22070
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12種類の岩のアセット。
本物の石をスキャンしたテクスチャを使ったマテリアルと、上部だけに別のてテクスチャを混ぜるシェーダーを使ったマテリアルを割り当てた、2種類のプレハブが用意されています。
アバターと比較すると大きいですが、アバターサイズに合っていないので小さくしてから使った方が良さそうです。
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12種類の岩をアップロードすると約19MB、テクスチャを1Kに落とすと約5MBに抑えられます。
岩のテクスチャは1枚にまとめられているため、利用する種類を少なくしても思ったほどワールドのサイズが減りません。
藻(Moss)や雪(Snow)のためのシェーダー(OnTheTopShader)がインスペクターで開くたびに以下の警告を出力しますが、「Assets/ScannedRocks/BonusShaders/New/OnTheTopShader」をダブルクリックしてコードの末尾にある「CustomEditor “ASEMaterialInspector”」を削除すれば消えます。
Amplify Shader Editorで作られたのか、シェーダー動作としては問題なさそう。(あったら他から探しましょう)
Rocky Hills Environment – Light Pack
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内部まである洞窟と、3つの丘、4つの岩、6本の木のアセット。
無料のLight Packでも一式ある感じがするのに、有料アセットとしてPro Packもあります。
コライダーは設定済みです。洞窟は結構広くて、内部だけを取り外せます。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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個々にテクスチャが作成されているので、全体として容量が多くなりがちです。
洞窟と、3つの丘、4つの岩をアップロードすると約110MB、対象のテクスチャを1Kへ落としても73MBほどになります。
テクスチャを1Kにして、小さな岩を省いて、洞窟と3つの丘だけにすると約53MBになるので、ここが基本になりそうです。
同梱されている木の大きさは以下のような大きさです。
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根っこ部分は尖ってて良く刺さりそうです。
木だけだとテクスチャが1つなので、約6MBほどになります。
Rocks
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/rocks-604
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28種類の岩のアセット。
雪と藻のテクスチャは用意されているのでマテリアルを作成して、岩に割り当てるとパターンが増えます。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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28種類全てをアップロードしても約6MBになります。元の容量が少ないので助かります。
コライダーは未設定です。
Rock package
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/rock-package-118182
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6種類の岩のアセット。LODに対応しています。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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6種類の岩をアップロードすると約30MB、テクスチャを1Kにへ落とすと約9MBまで抑えられます。
テクスチャの解像度を1Kに落としても残念な感じにはならなかったので、ワールドサイズが気になる場合は調整できます。
Rock and Boulders 2
https://assetstore.unity.com/packages/3d/props/exterior/rock-and-boulders-2-6947
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基本の14種類の岩のモデル、それらを組合せによるプレハブがLOD対応版と未対応版で各5種類で計28種類の岩のアセットです。さらに、降雪のマテリアルが割り当てられているプレハブが用意されています。
また、プレハブ化はされていないが、Secondary Maps用のテクスチャが追加されていて、12パターンの違いが出せます。とても汎用性がある岩です。
惜しいのは衝突する距離まで近づいた場合に、Heightmapによる歪みが大きく出てしまうところです。VRChatで使う場合は近づきたいので、マテリアルからHeightmapを無くす(Noneにする)ことで回避できます。Heightmapを無くすと余計な歪みによるチラツキも消えて目に優しいです。
コライダーは設定済みです。
アバターと比較すると以下のような大きさです。
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ベースとなる14種類の岩をアップロードすると約73MB、テクスチャを1Kに落とすと約20MBに抑えられます。
アルベド以外にノーマルマップ、AOマップなどテクスチャが揃っているので、1Kに落としても見劣りしません。
Secondary Mapsを適用した場合の12パターンは以下のような感じです。(降雪は例として2つだけ)
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似たような色合いでも近づくと凹凸の度合いが異なっています。
アセットストアのプレビューに表示されている断崖っぽいのは、demoシーンにあります。
テクスチャの解像度を下げる方法
楽な手段を取りたいので、Unityの機能をデフォルト設定のまま使って検証しました。
プロジェクト内のテクスチャを選択して、インスペクターの下部にある「Max Size」を、1024に変更して「Apply」ボタンをクリックすることで解像度を下げています。結果が気に入らなければ、そのテクスチャを消して再インポートすれば戻せます。
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おわりに
岩は形状だけならBlenderで自作できるのですが、無作為にゴツゴツしているのでUV展開が難しく、テクスチャの不自然な切れ目が出ないようにするのは至難の業です。綺麗な見た目になっている岩アセットが、無料になっているのは有難いことです。
色んなセールが続いたおかげでアセットが600を超えてしまって、目的のアセットをインポートするために探すだけで一苦労です。何とかラベルを付けて絞り込めるように頑張ってるけど、階層に分けられるフォルダが欲しいところ。